| タイトル |
QoI剤耐性チャ輪斑病菌の遺伝子診断法 |
| 担当機関 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
| 研究期間 |
2011~2012 |
| 研究担当者 |
山田憲吾
園田亮一
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| 発行年度 |
2012 |
| 要約 |
チャ輪斑病菌のQoI剤耐性菌には、それぞれ異なる遺伝子変異による高度耐性菌と中度耐性菌の2種類が存在する。Multiplex PCR-RFLP分析により、これらの耐性菌を判別できる。
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| キーワード |
チャ、輪斑病、QoI剤、耐性菌、遺伝子診断
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| 背景・ねらい |
アゾキシストロビン水和剤をはじめとするQoI剤は、チャ輪斑病の防除において基幹薬剤として広く用いられているが、耐性菌の出現によるQoI剤の効力低下が問題となっている。そこで、QoI剤耐性チャ輪斑病菌の特性を解析するとともに、耐性菌を迅速・簡便に検出するための遺伝子診断法を開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- チャ輪斑病菌のQoI剤耐性菌には、QoI剤感受性が著しく低い高度耐性菌とやや低い中度耐性菌の2種類が存在する(図1)。
- 耐性菌は、QoI剤の作用点であるチトクロームbの遺伝子変異によって生じる。チャ輪斑病菌のチトクロームb遺伝子にはエキソン-イントロン構造の異なる2つのタイプがあり、いずれにおいても高度耐性菌はG143A変異、中度耐性菌はF129L変異に起因する(図2、3)。
- 既存のプライマーRSCBF1およびRSCBR2(Ishii et al. 2001, Phytopathology 91:1166-1171)に新規プライマーPlcbinR(5'-GCATAAAATCTATCAGTAGATGCAGAA-3')およびPlcbinF(5'-GCTTAATGCACAGTCGGAACT-3')を加えた4種類のプライマーと、制限酵素Fnu4HIおよびScrFIを用いたMultiplex PCR-RFLP分析により、これらの耐性菌を判別できる(図2、3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 茶産地におけるチャ輪斑病菌のQoI剤耐性検定に利用できる。
- 耐性菌が検出された圃場では他系統の薬剤を使用する。
- 本法では検出できない遺伝子変異等による耐性菌が他の植物病原菌において報告されているが、チャ輪斑病菌ではそのような事例は確認されていない。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 研究内容 |
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2012/152a0_01_01.html
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| カテゴリ |
病害虫
耐性菌
茶
防除
薬剤
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