タイトル | アミノ酸添加低蛋白質飼料給与技術による肥育豚からの温室効果ガス排出削減 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
荻野暁史 長田 隆 勝俣昌也 山下恭広 田中康男 高田良三 辻本 進 高木 智 塔ノ上毅 松井大典 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 結晶アミノ酸を添加した低蛋白質飼料を肥育豚に給与すると、生産性に影響することなく窒素排せつ量を29%、排せつ物管理から発生する温室効果ガスを39%それぞれ削減でき、LCAによる評価では温室効果ガスに加え富栄養化への影響が削減される。 |
キーワード | 温室効果ガス、アミノ酸、低蛋白質飼料、肥育豚、LCA |
背景・ねらい | 家畜排せつ物の管理・処理過程から発生する温室効果ガス (GHG)は、国家総排出量の0.6%、畜産排出の51%に達すると算定され、削減が求められている。しかし、家畜排せつ物は畜種や飼養形態などによって様々な性状を呈し、それぞれの処理物の利用目的に合わせて管理等が行われる。このように、ふん尿の管理条件は多岐にわたるため、技術改善によるGHG削減は容易ではない。生産性を損なうことなく排せつされるふん尿中の窒素量が削減できれば、温暖化係数 (GWP)の高い一酸化二窒素 (N2O)排出量を低減することができる。以上の背景から、窒素排せつ量低減技術である肥育豚への低蛋白質飼料給与のGHG削減ポテンシャルを、実測およびライフサイクルアセスメント (LCA)により評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2012/210c0_01_45.html |
カテゴリ | 経営管理 コスト 豚 |