タイトル | ハネジナマコの動物性および植物性餌料の特性 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
渡部諭史 Z. G. A. Orozco J. G. Sumbing Ma. J. H. Lebata-Ramos |
発行年度 | 2013 |
要約 | ハネジナマコ稚ナマコの動物性餌料の有機物、タンパク質および炭水化物の見かけの消化率および一日あたりの同化量は植物性餌料と比較して高い。 |
キーワード | ハネジナマコ、消化率、有機物、タンパク質、炭水化物 |
背景・ねらい | 東南アジア各地でナマコ類の資源量が乱獲により激減しており、資源増殖や養殖が行われている。また、ナマコを用いた複合養殖技術開発にも関心が集まっている。しかし、高い死亡率や遅い成長が技術的な問題となっている。飼育方法が確立されていないこと、とくに基礎情報である餌に関して不明な点が多いことが大きな原因である。ナマコの種苗生産施設では、海藻粉末や珪藻といった藻類を餌料として用いるのが一般的であり、沿岸域の畜養でも天然の微細藻類が重要な餌と考えられているが、様々な有機物を底質ごと取り込む堆積物食性のナマコにとって何が重要な餌かは確認されていない。本研究は、途上地域で食用として高価な重要種であるハネジナマコの餌料として動物性と植物性原料の消化率および同化量を明らかにして、複合養殖技術開発の基礎情報とするとともに、配合餌料開発に有用な知見を提供することを目指したものである。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.jircas.affrc.go.jp/kankoubutsu/seika/seika2013/2013_C10.html |