タイトル | 衛星搭載合成開口レーダによる水稲生育・収量特性の広域評価手法 |
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担当機関 | (独)農業環境技術研究所 |
研究期間 | |
研究担当者 |
井上吉雄 境谷栄一 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 衛星搭載の合成開口レーダを作物・農地情報計測に適用するため、センサや観測時期が異なっても情報の一貫性を確保するデータ解析手法を提案するとともに、水稲の生育・収量形質の評価に有効な新たな手法を開発しました。 |
背景・ねらい | 作物・農地の診断や収量評価に必要な生育・収量に関する情報を、適時に広域かつ精度よく把握するためには、雲の影響を受けずに地表面を観測できる合成開口レーダ(SAR)の利用が期待されています。そこで、近年利用可能になった周波数と地上解像度の高いXバンドとCバンドの衛星SARセンサによる信号を、作物・農地情報の広域・適時計測に効果的に利用するための基礎的な関係と評価手法を追究しました。 |
成果の内容・特徴 |
現在すでに多くの衛星SARセンサが利用可能で、今後も多くの打ち上げ計画があります。本研究で得られた知見と手法は、今後、多様な衛星SARを作物・収量情報の収集に応用するうえで重要な役割を果たします。 |
成果の活用面・留意点 | 本研究の一部は文科省宇宙利用促進調整委託費「食糧-環境分野での広範な利用を支える地球観測衛星群による生態系監視基盤技術の創出」およびJSPS科研費22380142によるものです。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/result/result30/result30_60.html |
カテゴリ | 水田 水稲 |