タイトル | マウスGT1-7細胞は長潜伏期の野外スクレイピープリオン株に感受性を示す |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
宮澤光太郎 岡田洋之 岩丸祥史 舛甚賢太郎 横山隆 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 日本で摘発されたスクレイピー症例からは野生型マウスへの伝達試験により、潜伏期の短いスクレイピープリオン株と長いスクレイピープリオン株が分離される。GT1-7細胞は潜伏期の長いプリオン株に高感受性を示し、プリオンを効率的に増幅する。 |
キーワード | プリオン、スクレイピー、培養細胞、伝達試験、プリオン株の分類 |
背景・ねらい | ヒツジ・ヤギのプリオン病であるスクレイピーは、異常プリオン蛋白質(PrPSc)が蓄積する致死的な神経変性疾患であり、野生型マウスに伝達した際の生物学的性状の差に基づき多数のプリオン株が分類されている。スクレイピーは人獣共通感染症ではないが、ヨーロッパではBSEの病原体となるプリオンに感染したヤギが摘発されており、野外症例におけるスクレイピープリオンの分類は重要である。本研究では、日本で摘発されたスクレイピー症例を野生型マウスおよび培養細胞へ伝達し、それぞれのプリオンの性状を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2014/niah14_s15.html |
カテゴリ | 羊 山羊 |