タイトル | 殺線虫剤削減にむけた砂質土壌におけるサツマイモネコブセンチュウ被害予測 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2012~2014 |
研究担当者 |
佐藤恵利華 阿部成人 松﨑正典 和田健太郎 服部玄 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 徳島県内砂質土壌のサツマイモ栽培圃場において、植付準備前圃場の土壌を対象として分子生物学的手法を用いることにより、サツマイモのネコブセンチュウ被害を予測できる。その結果、殺線虫剤処理の要否が判別でき、使用量を削減できる。 |
キーワード | 砂質土壌、サツマイモネコブセンチュウ、殺線虫剤、リアルタイムPCR |
背景・ねらい | 農業現場において、科学的に病虫害を予測する方法は広く普及しておらず、不必要な農薬使用がみられる。土壌締固め法を介したリアルタイムPCRによる植物寄生性線虫数推定方法(以下、分子生物学的手法)は、従来法に比べ、迅速かつ高精度に土壌中の植物寄生性線虫数の推定が可能なため(2010年度研究成果情報「土壌締固め・定量PCR報による迅速・高精度なキタネグサレセンチュウ密度の推定」)、植物寄生性線虫による被害予測に適しており、線虫害対策の農薬使用の要否を判断することが可能と想定される(Min et al. 2012)。徳島県北東部のサツマイモ「なると金時」栽培圃場において、定植前に、サツマイモネコブセンチュウ(以下、Mi)害対策と立枯病対策として、土壌消毒剤を主とした薬剤が2度使用される。そこで、現地実証として、Mi密度を分子生物学的手法によって推定し、Mi要防除水準(100頭/乾土20g)を用いて、サツマイモへのMi被害を予測し、Mi害対策として用いられる殺線虫剤の使用の要否が判断できるかを検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2014/14_045.html |
カテゴリ | 病害虫 加工 コスト 栽培技術 出荷調整 立枯病 土壌消毒 農薬 防除 薬剤 |