タイトル | 放牧牛の排せつ物に由来するメタンと一酸化二窒素の排出係数 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2009~2015 |
研究担当者 |
森昭憲 寳示戸雅之 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 日本のIPCCガイドラインに準拠した牛の通常の放牧期間(5~10月)における排せつ物に由来するメタンの排出係数は0.076%で、IPCC既定値(0.067%)と同等であるが、一酸化二窒素の排出係数は0.684%で、IPCC既定値(2.0%)より小さい。 |
キーワード | 温室効果ガス、家畜排せつ物、草地、排出係数、放牧 |
背景・ねらい | 放牧は、飼養管理の省力化、飼料費の節約による畜産物の生産機能の強化に加え、遊休農地を保全し、生産基盤を維持する観点からも重要性が増している。通常の放牧期間は、牧草などの生育期間に対応する5~10月であるが(夏季放牧)、稲発酵粗飼料などの補助飼料を利用し、上記以外の期間(11~4月)に放牧する技術も確立されている(冬季放牧)。しかし、放牧牛の排せつ物に由来する温室効果ガス発生量は国内での実測値が少なく、排せつ物に対応する排出係数(EF)も未整備である。本研究は、国内の放牧地で放牧牛の排せつ物に由来するメタン(CH4)及び一酸化二窒素(N2O)の発生量を通年観測し、日本の放牧牛の排せつ物に由来するCH4 EFとN2O EFを明らかにすることを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2015/15_090.html |
カテゴリ | 飼育技術 省力化 |