タイトル | ブドウのチャノキイロアザミウマ第1世代は光反射シートマルチにより抑制できる |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2012~2015 |
研究担当者 |
新井朋徳 外山晶敏 芦原亘 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 緑色系ブドウ品種「シャインマスカット」に光反射シートを敷設すると、チャノキイロアザミウマ第1、2世代成虫のブドウへの飛来を抑制し、新梢の寄生個体を6月下旬まで抑制できる。その結果、第1世代成虫飛来時期の殺虫剤散布を削減できる。 |
キーワード | チャノキイロアザミウマ、ブドウ、光反射シート |
背景・ねらい | チャノキイロアザミウマScirtothrips dorsalisはブドウの最重要害虫で、新梢や果実を加害し、果粒表面や穂軸に褐色の加害痕を発生させ、果実品質の低下をもたらす。微小昆虫である本種は、肉眼による観察で発生時期や寄生の有無を把握することが困難であるため、成虫の飛来の多少にかかわらず、飛来時期に合わせて殺虫剤を散布する必要がある。光反射シートマルチはカンキツにおいてチャノキイロアザミウマの飛来や果実被害の低減効果が報告されている。そこで、本資材を利用したチャノキイロアザミウマに対する殺虫剤削減技術の開発を、被害が目立ちやすいブドウの緑色系品種「シャインマスカット」において行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2015/fruit15_s16.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 品種 ぶどう 防除 薬剤 その他のかんきつ |