タイトル | ゲノム編集技術によるオボムコイド遺伝子欠失ニワトリの作出 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門 |
研究期間 | 2011~2016 |
研究担当者 |
田上貴寛 宮原大地 大石勲 |
発行年度 | 2016 |
要約 | オボムコイド遺伝子配列の一部を欠失するように設計したCRISPR/Cas9ベクターをニワトリ始原生殖細胞に導入し、これを移植したキメラニワトリを介することにより、両アレルのオボムコイド遺伝子が欠失したニワトリが作出できる。 |
キーワード | 家畜育種、ニワトリ、始原生殖細胞、細胞培養、ゲノム編集、オボムコイド |
背景・ねらい | 鶏卵は人の生活にとって不可欠であり、食品としてはもちろんワクチン生産など様々な用途に用いられている。しかしながら、卵白には強力なアレルギー反応を引き起こす可能性のある成分が含まれており、ワクチン投与等において慎重さが必要とされている。特にオボムコイドタンパク質は加熱や消化酵素によってもアレルゲン活性を失わない。そこで、オボムコイドタンパク質を卵白中に含まない卵を生産することを目的として、CRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集によりオボムコイド遺伝子配列の一部を欠失したニワトリを作出する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nilgs/2016/nilgs16_s01.html |
カテゴリ | 育種 鶏 薬剤耐性 |