タイトル | 新規な硝化菌(アンモニア酸化細菌)の発見 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター |
研究期間 | 2012~2016 |
研究担当者 |
早津雅仁 多胡香奈子 内山郁夫 豊田敦 王勇 下村有美 廣野祐平 野中邦彦 栗栖太 秋山博子 伊藤武彦 高見英人 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 強酸性茶園土壌から酸性環境に耐性を持つ新規硝化菌(アンモニア酸化細菌)を分離し、新属新種であることを提案する。 |
キーワード | 硝化、アンモニア酸化細菌、茶園、強酸性土壌 |
背景・ねらい | 農地に施肥される窒素肥料は硝化菌の作用により硝酸性窒素に変換されるため、溶脱しやすくなり、その結果、地下水汚染や水系の富栄養化を引き起こす。また、硝化(アンモニア酸化)の過程で、強力な温室効果ガスである一酸化二窒素が発生する(図1)。したがって、窒素肥料の損失を防ぎ環境への負荷を減らすために、農地における硝化作用をコントロールする必要がある。一般にアンモニア酸化細菌は酸性条件下では働かないとされているが、茶園土壌のように施肥量が多く強酸性化した土壌においては、一酸化二窒素発生量は多いことが知られている。そこで、適用範囲の広い硝化抑制技術を開発するため、強酸性の土壌中で機能している硝化菌を分離して、その性質を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niaes/2016/niaes16_s05.html |
カテゴリ | 肥料 シカ 施肥 茶 |