タイトル | 卵巣から卵胞内卵子を効率的に吸引採取する器具の開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門 |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
的場理子 御澤弘靖 横山輝智香 伊藤愛 多治見紫織 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 適正な吸引圧を維持することにより簡単に卵巣の卵胞内卵子を採取する器具を開発した。本器具は、本体とストッパー、ジョイント付きチューブで構成され、ヒト用痰吸引器に接続する。本器具の使用により効率的で安定的な体外受精卵の生産が可能となる。 |
キーワード | 未成熟卵子、卵胞内卵子吸引採取、体外受精卵生産 |
背景・ねらい | 高付加価値のエリート家畜の育種改良や増殖、生殖補助医療あるいは絶滅危惧種の動物等において、体外受精や受精卵移植技術は、基礎研究から産子生産まで広く用いられてきている。家畜では、一度に多数の体外受精卵を短期間に安価に生産するためには、食肉処理場由来卵巣の卵胞から採取された未成熟卵子を用いることが有効である。通常、卵子は、注射器を用いて卵胞から手動吸引して採取される。しかし、吸引圧が低いと卵子が採取されず、高いと体外成熟過程で必須である卵子周囲の卵丘細胞が剥離されて裸化されてしまうことから、適正な吸引圧を維持しながら採取することが重要である。さらに、長時間の卵胞吸引作業による疲労や手のひらの胼胝腫(べんちしゅ。いわゆるタコ)の発生も散見される。そこで、簡易かつ安定した吸引圧によって効率的に卵胞内卵子を吸引できる卵胞内卵子吸引採取器具を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/popular/result040/2017/17_024.html |
カテゴリ | 育種 高付加価値 受精卵移植 |