タイトル | アジアモンスーン地域の天水稲作における最適播種期予測による収量改善 |
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担当機関 | (国研)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2020 |
研究担当者 |
林 慶一 ロルカ リズイダ アグビシット ルス ブガヨン アイリス 石丸 努 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 全球スケールの季節予報を統計的にダウンスケーリングした気象予測値をモンスーンアジアの100 km2程度の天水稲作地域に適用できることを明らかにした。これにより、作物生育モデルを使った最適播種期の予測が可能となり、農家の収量を改善できる。 |
キーワード | 天水稲作, 季節予報, 最適播種時期, 収量改善, 意思決定支援システム |
背景・ねらい | 水供給のほとんどを降雨に依存する天水稲作の収量は灌漑稲作の約半分であるが、将来の食料問題に向け、天水稲作での安定かつ高位なコメ生産が必要である。しかし、天水稲作地域の降雨パターンは毎年一定でないため、収量の高位安定化に必要な播種時期の最適化を農民の経験だけで行うことは難しい。この問題を解決するため、稲生育と収量をシミュレーションする作物生育モデルに、数ヶ月~1年先の気象予測に用いられる季節予報モデルを適用した収量予測技術の開発を行う。作物生育モデルの一つであるORYZAは日別の気象データにより播種時期別の収量を求めることができる。また、季節予報モデルは、アジアモンスーンの発生に深く関わるエルニーニョ・南方振動の予測に優れるSINTEX-F(国立研究開発法人 海洋研究開発機構により開発)を用いた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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オリジナルURL | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2018_a03 |
研究内容 | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2018_a03 |
カテゴリ | 水稲 施肥 データベース 播種 |