タイトル | ニューカッスル病ウイルスの免疫組織化学的検出法 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 |
研究期間 | 2016~2018 |
研究担当者 |
山本佑 清水慎也 広田次郎 黒川葵 真瀬昌司 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 免疫組織化学(IHC)によるニューカッスル病(ND)ウイルスの新たな検出法である。本手法は、NDウイルスの病態解析研究や補助診断技術として利用できる。 |
キーワード | ニューカッスル病、家禽、野鳥、病理、免疫組織化学 |
背景・ねらい | NDはNDウイルス(パラミクソウイルス科トリアブラウイルス1)を原因とする家禽の監視伝染病である。NDウイルスは家禽のほか、ドバトなど多くの野鳥種に感染する。NDウイルスは、鶏に対する病原性によって弱毒~強毒ウイルスに分類される。強毒ウイルスによるNDは流行性の高い致死的な感染症であるため、高病原性鳥インフルエンザとの鑑別が必要である。 病理検査で用いるIHCは、感染動物の体内におけるウイルス感染細胞の同定や病理発生機構の解析に有効な手法であるが、これまで同手法によるNDウイルスの検出はほとんど行われていなかった。本研究は、NDに関する病態解析研究や、高病原性鳥インフルエンザとの鑑別診断に応用できる補助診断技術として利用するために、IHCによるNDウイルス検出法を開発することを目的としている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niah/2018/niah18_s17.html |
カテゴリ | カイコ 診断技術 鶏 |