タイトル | 子実肥大始期における光環境の改変によるダイズの青立ち発生促進手法 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター |
研究期間 | 2014~2016 |
研究担当者 |
山崎諒 田中朋之 白岩立彦 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 栽植密度変更処理および遮光解除処理による子実肥大始期における地上部の光環境の改変は、ダイズの青立ち発生を促進する。栽植密度変更処理は圃場で簡易に青立ちの発生を促進できる実験手法として利用できる。 |
キーワード | ダイズ、青立ち、栽植密度、遮光処理、シンク・ソースバランス |
背景・ねらい | ダイズの青立ちは、収穫期になって莢が成熟しても茎葉の成熟が進行せず水分含量が高く緑色のままになる現象で、発生圃場ではコンバイン収穫の作業効率が著しく低下し、茎葉汁による子実の汚損が発生するため、近年各地で問題となっている。青立ち発生メカニズムを解明し、対応策を確立するためには、安定的に青立ちの発生を促進する処理が必要である。そのような処理として、摘莢処理(生育中に莢を人為的に切除する処理)がすでに広く用いられているが、処理に必要な労力が大きく、特に圃場試験レベルでは実行が困難である。このため、栽植密度を生育中に間引きで変更することで、安定的に青立ちの発生促進を図る手法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/warc/2018/warc18_s04.html |
カテゴリ | 病害虫 大豆 播種 品種 防除 水管理 |