タイトル | ウメ「南高」に発生する葉縁えそ病の原因と被害実態 |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2016~2018 |
研究担当者 |
中畝良二 長岡(中園)栄子 藤川貴史 沼口孝司 武田知明 土田靖久 |
発行年度 | 2018 |
要約 | ウメ「南高」に発生する葉縁えそ病(早期落葉や不完全花の発生を伴う)発症樹からは、アンペロウイルス属の2種のウイルスが高頻度で検出され、病原と推定される。発症樹においては、着果数の減少や果実の小型化も伴うため、収穫量は大きく減少する。 |
キーワード | ウメ、葉縁えそ病、不完全花、PBNSPaV、LChV-2 |
背景・ねらい | 和歌山県のウメ「南高」において、雌しべや雄しべの奇形を生じる不完全花を伴う葉縁えそ病(和歌山県では'茶がす症'と呼称)が発生して問題となっている。本病は、80~90年代の研究によりウイルス病であることが示唆されているが、病原は特定されていない。そこで、本研究では現地発生園において本症状の発症と関連の深いウイルスを特定するとともに、保毒樹の調査や健全苗木の供給にも利用可能なウイルスの検出法を開発する。また、現地発生園において、これらウイルスの保毒が果実形質や収量に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2018/nifts18_s11.html |
カテゴリ | うめ 茶 接ぎ木 苗木生産 品種 |