タイトル | ブロッコリー側枝L字仕立てによる端境期の側花蕾収穫技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
髙橋徳 佐々木英和 |
発行年度 | 2018 |
要約 | ブロッコリー「夢ひびき」を1月中下旬に定植し、トンネル栽培する作型において、側枝を1本または2本残すL字仕立てにより、約12cm径の頂花蕾を4月中下旬に慣行収穫した後、端境期である4月中旬~5月中旬に約10cm径の側花蕾が収穫できる。 |
キーワード | 露地野菜、周年安定供給、側枝利用、2花蕾どり |
背景・ねらい | 4月中旬~5月中旬は国内産ブロッコリーの生産量が少なく、輸入量が増加する端境期であり、当該時期の生産の拡大が期待されている。一方、ブロッコリーは頂花蕾収穫後、多数の側枝が伸長し花蕾(側花蕾)をつける。それぞれの側花蕾は3~5cm径と小さいために市場価値は低いが、側枝の数を制限することによって、側花蕾を頂花蕾並に肥大させられる可能性がある。本研究は、最も旺盛な側枝を1本だけ、もしくは、それと同等に旺盛かつ逆方向の側枝があれば2本を残し、頂花蕾収穫後に頂花蕾並に生育させた側花蕾を収穫する「L字仕立て2花蕾どり技術」を確立し、4~5月にブロッコリーを生産することを目指す。具体的には、側花蕾の肥大性の高い品種「夢ひびき」を用いて、当該時期に収穫を迎える定植時期と収量を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2018/nivfs18_s01.html |
カテゴリ | 育苗 栽培技術 品種 ブロッコリー |