要約 チャの品種・系統によってカンザワハダニの寄生密度は異なる。寄生は‘やぶきた’で最も多く、アッサム系の品種・系統では少ない。その品種間差には産卵数の違いが大きく影響している。 キーワード チャ、品...
要約 茶樹への農薬散布の際、摘採面上散布の場合は、樹冠内部への到達農薬量が極めて少なく、そこで生息している天敵への影響は少ないが、樹冠内部散布の場合は天敵に大きく影響する。 キーワード keyword) 茶...
チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの密度と茶新芽の被害
要約 チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの密度と被害芽率との間には正の、枠摘み収量との間には負の相関があり、被害許容密度は極めて低い。また、初期の加害が収量に与える影響が大きく、萌芽...
要約 ヒト融合用親細胞株を新規に樹立し、ヒト免疫担当細胞と融合して新たなヒト免疫担当融合細胞株の取得方法を開発した。この融合細胞株は、茶を含む食品成分の免疫機能評価に利用できる。 背景・ねらい 茶を含...
要約 業務用及び一般家庭の食品素材として、茶の利用拡大を図るために、茶の蒸し葉を-30℃で冷凍して長期間保存する方法を開発した。 背景・ねらい 静岡県東部の伊豆、箱根、富士など観光地を控え訪れた観光客や一...
要約 植物体のしおれを検出できる茎径センサを用いれば、温室メロンのかん水開始点をとらえることができる。生育ステージに適した茎径センサ設定値を用い、今後かん水ロボット、及び制御コンピュータを組み合わせ...
要約 トマトの養液栽培用人工培地として開発した土壌焼成多孔体は、ロックウール並の収量、品質が得られ、給液量を減少させることによって高糖度果実生産が可能である。多孔体の粒は崩れにくいため、長期使用が可...
要約 マメハモグリバエの天敵寄生蜂であるDiglyphusisaea(イサエアヒメコバチとDacnusasibirica(ハモグリコマユバチ)に対する各種農薬の影響は、有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤及びネライス...
要約 静電散布によるメロンうどんこ病の防除は同じ無人防除の常温煙霧と優るか同等である。手散布と比較してもやや劣るか同等である。また、薬剤の種類、剤型により防除効果に差があり、乳剤の効果は水和剤と比較...
要約 茶園のうね間深さ1mに埋設した土中埋設受水糟を用い計測した浸透水量と暗渠排水中の硝酸態窒素濃度およびカリ濃度から推定した年間肥料浸透量は、窒素、カリともに施肥量の約6割であった。 背景・ねらい 茶...
要約 70kg/cm2の高圧ポンプと特殊ノズルで噴出した人工霧は、直径10ミクロン以下の微細粒子が多い。この霧を夏季の茶園上空に漂わせると、昼間の葉温は低下し、新芽の生育は促進させる。 背景・ねらい 防霜用人工...
要約 高圧ポンプと特殊ノズルを用いて茶園上空に漂わせた人工霧は、放射冷却時の茶園において、正味放射量を高め、葉温を上昇させる。また、降霜時に噴霧すると、凍霜害による被害芽率が低下し、一番茶の減収が抑...
要約 ペ-パ-ポット育苗では、ポットの径が大きくなるほど、成苗率は高く、新芽の生育は優れ、根重も重くなる。1年生苗では、ポット径が5cm以下では成苗率が低くなる。ポットの深さは15cmで良い。 背景・ねらい 最...
要約 チャのペ-パ-ポット育苗に適した挿し穂は、充実した茎葉で、下葉の2~3cm下をやや斜めに切って調整したものが良い。また、挿し穂の葉数は3葉までとし、葉の大きさは供試ポットの径以内とする。 背景・ねらい...
要約 多収で清香のあるやや早生の緑茶用系統である「70-30-302」を育成した。摘採期は`やぶきた'より2日早く、樹勢は極強、耐寒性及び耐病性に優れる。品質は`やぶきた'よりも強い清香とこく味を持ち、優良である...
背景・ねらい 暖地でのトルコギキョウ生産は苗冷蔵処理により、ロゼット状態を打破した苗を定植する超促成栽培・11月収穫作型が普及している。しかし、作期拡大の要望とブライダル需要のため、収穫時期を前進させ...
要約 カジュアルフラワー向けに切花長60cmのスプレーギクを、育苗中に摘心し、毎回植え換える方式で生産すると同一施設で年間4.5作が可能である。購入苗の利用、定植機器の利用、収穫出荷の簡素化等の省力化を図...
要約 エビイモウイルスフリー苗を隔離ハウスで種芋養成し、得られた種芋を分割増殖することにより1株当たり約200の定植苗を得ることができる。この定植苗を利用することにより慣行苗と比較して約25%の増収効果が...
要約 日本なしの4品種について施設栽培への適応性を「幸水」と比較した結果、早熟性の面で「喜水」及び「筑水」が、花芽の着生の面で「ゴールド二十世紀」が特長を有する品種として選択された。 背景・ねらい な...
要約 温州みかんにカルシウム水溶剤を夏秋季に3回散布すると、果皮上に白色の薬斑を生じさせずに浮皮の発生を軽減できる。さらに予措中における果重減量と貯蔵果の品質は、炭酸カルシウム水和剤を散布した果実と...