課題名 |
牛力利用による林地等の周年管理システム(育林放牧)実証試験 |
研究機関名 |
高知県畜産試験場
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研究分担 |
環境飼料科
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研究期間 |
新H16~18 |
年度 |
2003 |
摘要 |
近年、肉用牛経営では耕作放棄地等の放牧利用が進み、周辺山林との一体的な利用が望まれている。また、山林経営においては、植林後の下草刈りや林道等の低コストな管理技術が求められている。こうした中、牛の採食行動をコントロールし、植林下部や林道の草管理を行うシステム(育林放牧)が注目されているが、山林における牛の行動特性や植林木への影響が明らかでないなど、育林放牧の実用化には多くの技術的課題がある。そこで、牛の林地における行動状況や下刈り等の山林管理能力、植林木への影響等の実証試験を行うことによって、牛が林地等を管理する育林放牧の実用化を目指す。本試験は、(1)急傾斜・標高差を生かした周年放牧システム、(2)牛による山地の省力管理技術(夏季)、(3)牛の行動と電牧によるシカ害対策の可能性(冬季)(4)牛排せつ物の環境影響調査等について、高知県森林技術センターや民間の企業・研究者と共同で実施する。
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研究対象 |
肉用牛
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戦略 |
畜産
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専門 |
飼育管理
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部門 |
牛
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カテゴリ |
管理技術
管理システム
経営管理
シカ
省力管理技術
低コスト
肉牛
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