課題名 |
土佐ジローの品種固定化に関する研究 |
研究機関名 |
高知県畜産試験場
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研究分担 |
養鶏科
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研究期間 |
新H16~20 |
年度 |
2003 |
摘要 |
現在、土佐ジロー種卵の約60%が人工授精により生産されているが、自然交配よりも受精率の低下が早くなる傾向にある。そのうえ計画的にひなを供給するために人工授精による種卵生産は労力及び飼育設備などに限界がある。また、土佐ジロー飼育者より安価で安定した種卵及びひな生産、卵質の斉一化等、経済形質の向上が求められている。その要因は、土佐ジロー鶏の生産方法や一代交雑種(F1)による能力のバラツキ等に問題があると考えられる。平成15年度終了のプロジェクト研究「PCR法を活用した病原検出法及び育種法の効率化の研究」において土佐ジローをF4世代までデータ集積し、F5世代の作出に着手している。これら5世代を統計遺伝学的育種法と分子生物学的育種法(DNAマーカーアシスト選抜育種法)を併用することで品種固定化が可能となってきた。そこで、土佐ジロー鶏の品種の固定化を図り産卵能力の向上、卵質の斉一化及び土佐ジローの一貫生産を見据えた低コストで安定したひなの効率的な生産方法を検討する。
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研究対象 |
鶏
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戦略 |
畜産
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専門 |
育種
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部門 |
鶏
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カテゴリ |
育種
データ集積
DNAマーカー
低コスト
鶏
品種
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