課題名 |
ユズ果汁製造における近代的な品質管理システムの開発 |
研究機関名 |
高知県工業技術センター
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研究分担 |
食品加工部
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研究期間 |
継H15~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:近年、狂牛病や集団食中毒、産地偽造、適用外農薬・未登録食品添加物の使用など、食品の安全性を揺るがす事件が起こり、食品に対する消費者の目は厳しくなってきている。このため、業界では、製造・品質管理を重要視する事業者が増加しており、使用する原材料についても製造・品質管理の徹底が求められ始めている。一方、県内のユズ果汁を製造している農業協同組合では、設備の老朽化が進み、品質の保持・管理ができない状況にある。このような状況を打開するため、本研究では、近代的なユズ果汁の製造・品質管理体制の確立を目指し、その製法および品質管理法を明らかにすることにより、県内産ユズ果汁の品質向上をはかり有利販売へとつなげたい。成果:1)ユズ果汁の品質の現地調査と原料に由来する品質低下要因の解明○県内JAで品質調査(pH、酸度、Brix、比重、味、香り、一般生菌、真菌等)の検査を日別で行ったが、シーズン変動は見られず、農家間差のほうが大きかった。(H15)2)製造ラインの改善の検討○新規搾汁施設に、果汁の冷却装置を導入することにより、微生物の増殖を防ぐことができた。(H15)
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研究対象 |
ユズ
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戦略 |
食品
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専門 |
食品加工流通
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部門 |
果樹
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カテゴリ |
病害虫
加工
管理システム
農薬
ゆず
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