課題名 | 91.地域特産用鶏の効率的飼養管理技術 (1)飼料中アミノ酸の調整による「はかた一番どり」の正肉比率改善 |
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研究機関名 |
福岡県農業総合試験場 |
研究分担 |
家畜部 |
研究期間 | 継H6~16 |
年度 | 2003 |
摘要 | 福岡県においては2種類の銘柄肉用鶏を作出し普及しているが、非需要期の肉の滞貨、特に余剰ムネ肉による冷凍保存コストが普及拡大の上で大きなネックとなっている。一方、飼料中のアミノ酸、特にリジンの水準によって鶏体のムネ肉比率が変化するという報告があり、リジン量を削減した飼料によってムネ肉比率を削減できる可能性がある。ムネ肉比率が1%下がれば、年間の冷凍コストでは15%以上軽減できると試算される。 そこで、リジン含量の少ないゴマ粕を素材に使用して低リジンの肉用鶏飼料を設計し、福岡県産銘柄鶏「はかた一番どり」のムネ肉比率の削減試験を実施中である。リジンを要求量の80%まで削減した結果、ムネ肉比率とともに増体性が有意に低下したため、リジンを85~95%に設定した飼料を用いて試験を継続中である。 |
研究対象 | 鶏 |
戦略 | 畜産 |
専門 | 飼養管理 |
部門 | 鶏 |
カテゴリ | コスト ごま 飼育技術 鶏 |