課題名 |
100.主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発 (2)九州北部地域の高吸収イネ-高吸収ムギ体系におけるカドミウム吸収を最大化するための栽培等管理技術の開発 |
研究機関名 |
福岡県農業総合試験場
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研究分担 |
土壌・環境部
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研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2003 |
摘要 |
カドミウム吸収に優れた高吸収イネおよび高吸収ムギ品種を明らかにするとともに、高吸収イネにおいて、カドミウム吸収を最大化する水管理技術を明らかにした。カドミウム含有量および吸収量はモーれつで極めて高く、いずれも密陽23号の約3倍、ヒノヒカリの約4倍以上の値を示した。しかしながら、作付け前と跡地土壌とではカドミウム含量の低下はほとんど認められなかった。クサノホシでは、水切り開始時期が早いほどカドミウム含量は高く、9月上旬に水切りを開始したものは10月上旬のものに比べて約10倍のカドミウム含量を示した。カドミウム吸収量も水切り開始時期が早いほど高かった。 土壌を0.025モルの塩酸で抽出したときの土壌中カドミウム含有量とチクゴイズミのカドミウム吸収量との相関は高かった。小麦のカドミウム吸収量はアブクマワセで最も高かった。
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研究対象 |
水稲、陸稲、小麦
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戦略 |
環境
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専門 |
環境
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部門 |
水稲、麦
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カテゴリ |
管理技術
小麦
水稲
品種
水管理
陸稲
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