課題名 |
中山間地域水田活性化のための新しい環境保全型技術の開発 |
研究機関名 |
長崎県総合農林試験場
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研究分担 |
作物科
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研究期間 |
継H12~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
農薬および化学肥料の投入をできるだけ少なくする新しい省力・低コスト環境負荷軽減技術の開発により、新形質米を含めた高付加価値米の安定生産を行い、中山間地域における水田営農の安定と地域の活性化を図る。具体的には、(1)雑草抑制緑肥を利用し、肥料・農薬を節減する水稲栽培技術の確立。(2)新形質米水稲の省力安定栽培技術の確立を行う。 (1)については穂肥に油粕を施用することにより増収し、等級も高まったが、慣行の移植技術には及ばなかった。また、生草鎮圧マルチ不耕起移植機をメーカーと共同で開発した。(2)については、低アミロース米等の栽培特性を解明した。また、育苗箱全量施肥により約20%~30%の減肥が可能となった。これらの成果は、県の推進会議を通じて、成果情報として関係機関へ公表した。また、九州農業研究発表会でも発表した。(1)の問題としては、水稲の不耕起生草マルチ移植栽培は3年後には減収するので、その対策が必要である。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
栽培生理
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部門 |
水稲
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カテゴリ |
肥料
病害虫
安定栽培技術
育苗
高付加価値
栽培技術
雑草
水田
水稲
施肥
中山間地域
低コスト
農薬
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