集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の環境保全型防除技術の開発

• 研究機関名: 熊本県農業研究センター
• 研究分担: 病虫化学研究室
• 研究期間: H14～15
• 年度: 2003
• 摘要: 近年、果樹カメムシ類の多発生が周期的に起こり、果樹生産における被害は深刻なものとなっている。最近の研究成果から、野外成虫に強力な誘引性を持つ集合フェロモンが製剤化され、卵寄生蜂、成虫寄生蠅などの土着天敵も集まることが解っている。また、カメムシ類に感染し病原性を示す糸状菌の一種も製剤化が進められている。そこで、集合フェロモンを用い、果樹園外にカメムシ類を集め効率的に誘殺することで、被害の回避を図るとともに、天敵への寄生率、感染率を高め、カメムシ類の密度軽減を図る。
• 研究対象: 温州ミカン
• 戦略: 園芸、環境
• 専門: 虫害
• 部門: 果樹
• カテゴリ: 温州みかん カメムシ 土着天敵 フェロモン 防除