摘要 目的:土壌の母材(3種類:古生層・中生層・灰色低地土)と根域の深さの違い(2種類:50cm・100cm)がウンシュウミカンの樹体生育や果実品質に及ぼす影響について、また土壌の種類による肥料溶出パターンや...
摘要 温州ミカンでは、秋季の気温上昇や多雨の影響で果実品質が低下するとともに、浮き皮やクラッキング(果皮の亀裂)等の果皮障害が頻繁に発生し、これらに起因する腐敗果発生増加により青果出荷率が低下してい...
摘要 ウンシュウミカンの障害果・腐敗果発生減少による出荷量安定・ブランド率向上を目的に、AI技術を活用して樹体ストレス・果皮の成熟程度を把握する技術を開発するとともに、省力化のための樹形管理技術を確立...
摘要 目的:スマート農業による一貫作業体系を現場実装するため、気象ロボットやAI選果機等を活用した多岐にわたる情報を効率的に収集し、収量や品質の向上を目指している。 成果:温州みかんの選果では、AI選果...
果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (1) 常緑果樹の高品質安定生産技術の確立 ア ウンシュウミカン
摘要 ウンシュウミカン9系統について場内での生育ステージ、果実肥大および時期別果実品質について調査した。極早生、早生ウンシュウについては9月以降、高糖度、低酸度の傾向を示した。 「小原紅早生」のマルチ...
温暖化に強いウンシュウミカンの安定生産技術の確立 2)「ゆら早生」および「石地」の着果管理技術の開発
摘要 「ゆら早生」では、8月に重点をおいた摘果により、商品性の高いMおよびS級果の割合が多く、果実品質も総合的に勝った。「石地」では、樹冠上部全摘果により慣行摘果に比べて隔年結果が少なく、連年安定生産...
温暖化に強いウンシュウミカンの安定生産技術の確立 1)「ゆら早生」および「石地」の水管理技術の開発
摘要 積算水分ストレスと果実品質との関係を調査した。「ゆら早生」では、8月の乾燥は増糖を促進する一方、8月前半の乾燥は減酸を抑制し、8月後半の乾燥は肥大を抑制する傾向にあった。「石地」では、8月および10...
傾斜地用農薬散布ドローンの開発と防除技術の確立(ドローンやセンシング技術を活用した果樹の病害虫防除管理効率化技術の開発)
摘要 目的:ウンシュウミカンに対して農薬散布用ドローンで濃厚少量散布できる薬剤が少ないため、既存の登録農薬から濃厚散布できる薬剤を選抜する。 成果:①そうか病に対するジチアノン水和剤のドローンによる濃...
摘要 目的:ウンシュウミカンの主要病害である黒点病とかいよう病について、集中豪雨が頻発する条件下でも効果的な防除対策を確立する。 成果:①黒点病防除におけるパラフィン系展着剤を加用したジマンダイセン水...
沖縄県における極早生温州ミカンに対するシートマルチ栽培の有効性
摘要 極早生ウンシュウミカン「日南1号」を供試し、根域の制限と通路からの雨水流入防止を目的にシートを埋設する遮根シートマルチ栽培を実施し、その有効性について検証を行う。
摘要 目的:DNAマーカーを用いた優良個体の選抜技術を確立する。また、DNAマーカーを選抜に用いて県オリジナル品種を効率的に育成する。突然変異育種(枝変わり探索)により、ウンシュウミカンの優良個体を選抜す...
摘要 目的:‘YN26’は和歌山県果樹試験場が育成した極早生ウンシュウミカンであるが、生育期間中に裂果や日焼け果の発生が多く、問題となっている。また、生産者の所得向上のために、ブランド果実である「紀のゆら...
摘要 目的:カンキツ新品種の育成、農研機構果樹研究所育成系統の適応性検定試験、新品種の栽培試験を行う。 成果:①ウンシュウミカン極晩生1系統について品種登録出願に必要な特性調査を実施し、育成者の品種登...
摘要 ウンシュウミカンのオリジナル品種開発、兄弟系統作出および優良系統選抜を行う。また、高品質な中晩生カンキツのオリジナル品種を開発する。
摘要 目的:選抜中のウイルス病害に強い耐病性台木を用いた温州みかんの生育特性や耐病性、果実品質を明らかにするとともに、効率的な台木の増殖法を開発する。 成果: ・選抜した耐病性台木を使った温州みかんの...
気候変動に対応した超晩生温州みかんの早期普及とみかん産地静岡の生産力強化
摘要 目的:気候変動による隔年結果、浮き皮等の是正のため、超晩生温州みかんの生育特性を解明し、新たな生産体系の早期普及を図る。 成果: ・過去40年間の農業気象データからS1200栽培適地のマップ化手法を構...
摘要 目的:カンキツ栽培における新樹形(双幹形)の垣根型仕立による、機械導入に対応した省力管理体系を構築する。 成果: ・新樹形(双幹形)と新たな摘果方法(交互結実)により、作業時間が慣行より短く、中...
摘要 千葉県における温州ミカンの隔年交互結実を実証する。隔年交互結実法を導入する際の遊休樹の全摘果では、フィガロン乳剤1,000倍及びエスレル10 4,000倍液の満開14日後頃の散布で省力化が可能と考えられた...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 2 暖地特産果樹の高品質・安定生産技術の確立 (1)ヒリュウ台を用いた温州ミカンの低木化栽培技術の開発
摘要 千葉県におけるヒリュウ台を用いた温州ミカンの低木化栽培技術を開発する。「大津4号」及び「青島温州」5年生樹の調査では、ヒリュウ台はカラタチ台に比べ、生育及び樹勢が抑えられた。また、17年生樹(...