課題名 |
10 農作物の病害虫防除技術 (1)普通作物の主要病害虫防除技術 (i)水稲種子消毒及び育苗箱施薬による同時防除技術の確立 |
研究機関名 |
大分県農業技術センター
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研究分担 |
植物防疫部
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研究期間 |
継 長期 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:いもち病、ばか苗病、細菌性病害、線虫等の総合的種子消毒剤を選定する。加えて、長期残効を有する苗箱処理剤による本田中後期までの残効について検討する。 成果:微生物製剤の種子消毒剤エコホープは、いもち病に対して防除効果が認められた。また線虫防除剤パダンSG水溶剤と混合しても防除効果の低下は認められず、線虫剤と混用できる。種子伝染性病害防除法としての温湯処理は、60~62℃で籾の発芽率への影響はなかった。葉いもち防除剤として、ビームプリンスグレータム箱粒剤、嵐プリンス箱粒剤10、TM-1510粒剤、S-8804粒剤の有効性が確認された。紋枯病に対し、ビームプリンスグレータム箱粒剤、嵐プリンス箱粒剤10は長期間発生を抑制した。TM-1510粒剤はツマグロヨコバイ、セジロウンカ、ヒメトビウンカに対し防除効果が認められた。KUM-032粒剤、BCM-031粒剤はコブノメイガに対し防除効果が認められた。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
病害虫
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部門 |
稲
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カテゴリ |
育苗
いもち病
害虫
種子消毒
水稲
ヒメトビウンカ
病害虫防除
防除
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