課題名 |
5 中山間地域における新作物の選定と省力・軽労化技術開発 (1)夏秋ピーマンの省力・軽作業栽培体系の確立 |
研究機関名 |
大分県農業技術センター
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研究分担 |
畑地利用部
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研究期間 |
継H14~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
夏秋ピーマン産地では生産者の高齢化に伴い、農作業の負担の増大等から栽培面積及び栽培農家が減少おり、省力的で快適に作業ができる夏秋ピーマンの栽培体系を確立する必要がある。これまで得られた成果は(1)ネット垂直誘引は慣行のネット水平誘引に比べ1割増収した。(2)ネット水平誘引での株間は慣行の70cmよりも55~60cmが多収であった。(3)更新剪定の時期は7月上~中旬が最適であった。(4)フルオープンハウスは慣行ハウスに比べ最高気温が4℃低下した。(5)黄色蛍光灯及び防虫ネットはタバコガによる被害を軽減した。(6)尻腐れ果は主枝本数が少なく、高温やかん水で果実の肥大が促進されると発生しやすかった。16年度までフルオープンハウスでの作業性・収量性、黄色蛍光灯・防虫ネットの有効性を明らかにすると共にネット垂直誘引による仕立て法、減収程度が小さい更新剪定技術を確立し、産地に適用する。
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研究対象 |
ピーマン
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
軽労化
栽培体系
中山間地域
ピーマン
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