課題名 | 9 環境保全型農業技術の確立 (2)イチゴにおける総合防除体系の実証 |
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研究機関名 |
大分県農業技術センター |
研究分担 |
植物防疫部農村計画部 |
研究期間 | 継H15~17 |
年度 | 2003 |
摘要 | 目的:イチゴの総合防除体系の実証及び生産性、労働性の評価を行う。 成果:うどんこ病の発生前からのボトキラー水和剤のダクト内処理は、3月上旬まで発生を抑制し、防除効果が認められた。また、大分方式の高設栽培において本薬剤の成分であるバチルス属菌の飛散は、ハウス内での偏りはなくほぼ均一であった。ハダニ類の天敵であるチリカブリダニは年内2回、年明け2回の2000頭/10a放飼スケジュール散布で、5月上旬まで密度を抑制できた。ボタニガードは2回散布体系をとったものの、アザミウマ類に対し、十分な防除効果は認められなかった。防虫ネットはヨトウムシ等の侵入を防止できると考えられたが、高温による果実の小玉化等を引きおこすことが示唆されたため、さらに検討を要する。 |
研究対象 | イチゴ |
戦略 | 園芸 |
専門 | 病害虫 経営・経済 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | いちご うどんこ病 害虫 経営管理 防除 薬剤 |