課題名 |
品種改良試験 |
研究機関名 |
鹿児島県茶業試験場
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研究分担 |
栽培研究室
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研究期間 |
継S40~ |
年度 |
2003 |
摘要 |
(1)クワシロカイガラムシに対する耐虫性優良品種を育成するため、耐虫性品種を母樹に人工交配を実施し、F1個体の選抜を実施している。 (2)地方適否試験:チャ品種の育成機関で選抜された有望系統について、本県への適応性を検討している。系適8群では宮崎21号、枕崎23号がやや有望であった。系適9群では定植4年目の収量は宮崎23号、枕崎26号、金谷28号が特に多く、品質は枕崎26号、宮崎25号が年間を通して優れた。系適10群を3月に定植した。秋の生育で埼玉41号、宮崎26号、枕崎30号以外は‘やぶきた’よりやや劣った。 (3)チャのクワシロカイガラムシ耐虫性と連鎖するDNAマーカーの検索のための耐虫性検定を実施した。ほ場と室内検定で68%抵抗性程度が一致または同傾向を示した。(4)‘べにふうき’における機能性成分メチル化カテキンの含有率変動要因を検討し、熟度以外にも夕刻から早朝に多い傾向を得た。
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研究対象 |
チャ
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戦略 |
土地利用型農業、作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
茶業
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カテゴリ |
育種
機能性成分
栽培技術
茶
DNAマーカー
抵抗性
品種
品種改良
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