課題名 |
12.新たな品種開発に向けた材木育種技術の高度化(1)優良遺伝資源の開発 1) トドマツ精英樹の材質検定 |
研究機関名 |
北海道立林業試験場
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研究分担 |
育種科
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研究期間 |
継H10~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
人工林材の流通量が増加するにつれて、材質が一定基準以上かつ均一な木材が求められるようになってきた。現在、トドマツ造林用苗木の種子生産の主力は成長や諸被害抵抗性について検定された精英樹クローンを母樹とした育種種苗であるが、母樹の材質検定については、材が成熟し強度が安定するまで待たなければならなかった。近年、精英樹クローンや次代苗木が材質検定ができる大きさに達してきており、順次、材質調査が可能となってきた。材質面においても優れた育種種苗を普及するため、環境条件の違う3箇所の調査地(美唄、新冠、厚岸)においてトドマツ精英樹クローン、次代家系の材密度、繊維傾斜度を測定し、トドマツ精英樹の産地や家系の違いが材質に与える影響を検討するとともに材質を個々に評価し成長や諸被害抵抗性について作成された特性表を改訂する。
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戦略 |
森林・林業・木材産業
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部門 |
バイテク・キノコ
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
抵抗性
品種開発
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