課題名 |
水源涵養機能を向上させる森林整備技術の確立 |
研究機関名 |
広島県立林業技術センター
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研究分担 |
森林環境部
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研究期間 |
完H13~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
県内で実施されている水土保全機能強化総合モデル事業のモデル流域で継続的に調査されてきた小流域単位の雨量、河川の流量、森林整備等に関するデータを解析し、森林の水源涵養機能を向上させる森林整備のあり方を提案する。 得られた成果: (1)森林整備や台風被害等による森林の変化と流出特性の解析により、森林整備によって水源涵養機能を向上させる可能性が実証された。 (2)森林に加えられた要因との関係解析より、森林整備を行い、立木及びその葉量を減少させ蒸発散量を抑制させることにより水源涵養機能の向上につながることが推察できた。 (3)水源涵養機能を向上させる森林整備に際しては事前に林相を考慮する必要性が明瞭になった。 成果の受け渡し先:これらの成果を踏まえ森林整備マニュアルを作成し、事業を実施する県、市町村の林務担当部署及び業務を受託する県内の森林組合に対して技術移転を行う。
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戦略 |
森林・林業・木材産業
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専門 |
森林機能・防災
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部門 |
理水
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カテゴリ |
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