| 課題名 |
森林生態系保全に配慮した竹類の侵入防止法と有効利用に関する調査 |
| 研究機関名 |
愛媛県林業技術センター
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| 研究分担 |
研究指導室
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| 研究期間 |
完H13~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
(1) 侵入防止法の検討 除草剤稈注入処理(3薬剤)と皆伐刈り払い処理の効果判定を実施し、1)塩素酸系除草剤と脂肪酸系除草剤はともに効果がある、2)グリホサートアンモニウム塩液剤は5ml注入という少量で高い故殺効果がある、3)皆伐と地上部刈り払いによる竹除去は2~5年継続する必要があり枝条を持ち出すことが必須である ことを示した。(2) モウソウチクの林分構造と混交による樹木の成長変化 1)モウソウチクは立竹密度が変化しても、林分平均DBH の変化は少ないを示し、2)モウソウチクとスギの混交林ではモウソウチク枝葉のスギ主軸への接触害による枯死と成長阻害が見られ、3)アラカシ等との混交では特に問題は見られず、4)モウソウチクの過密林は、胸高断面積合計で示すと60m^2・ha^-1程度であった。モウソウチクとスギの混交では、スギが排除されるが、アラカシは共存すると予測される。(3)竹資源の有効利用に関する調査 竹炭の床下調湿材への利用を検討するにあたり、2つの竹林から採取した竹材にて竹炭を製造したところ、1、2年生の竹材を600~800℃で炭化したものが最も調湿性能に優れている事が判明し、更にその条件の炭をベースにしたブレンド炭を、実際の床下環境にて性能評価したところ、3年生以上の1000℃炭化竹炭を2~3割混入することで、床下の湿度変動を緩やかにできる可能性が示唆された。当初考えていた、竹に多く含まれ林齢の増加とともに含有率が多くなるケイ酸分の効果については、1000℃以上の高温炭においてその一端が見られたが、調湿材向きの性能とは異なり、また、竹齢との関係も見出せなかった。
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| 戦略 |
森林・林業・木材産業
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| 専門 |
植物生態
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| 部門 |
林業用除草剤
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| カテゴリ |
病害虫
除草剤
薬剤
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