課題名 |
県産水産資源及びジュンサイの有効利用技術の開発(県産水産資源の有効利用技術の開発) |
研究機関名 |
秋田県総合食品研究所
|
研究分担 |
食品開発
|
研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:近年、国産の農水産物やそれを原料とした加工品に対しての消費者の期待と需要は大きい。したがって県産農水産物においても資源の有効利用技術開発により農水産業および農水産加工業を振興し、県産農水産物や加工品を消費者に供給していくことが重要である。水産物では特に県民魚であるハタハタ資源は近年順調に回復しており価格もやや下降ぎみであることから、原料の品質保持によるシェルフライフの延長や新規加工品開発による高付加価値化が課題である。したがって、ハタハタ等の品質保持技術と加工品開発やハタハタずし、しょっつるの酸味、塩分低減による需要拡大が主な目的である。さらには加工時に発生する廃棄物の食品化技術の開発も合わせて検討し、その技術普及を全体の目的とした。成果:1)季節ハタハタの漁獲は短期集中型で漁獲量増加により価格低下の傾向があり、品質保持による市場供給調整が必要であることを把握した。2)ハタハタ脂質は雄、雌ともに9月が最大であるが、漁獲が集中する12月は雌で特に低くなることを把握した。3)ハタハタ品質保持技術として無給餌飼育で2週間は可能であり、ゼリー状物質は変化するが官能的には3~5週間でも問題はなく、その実用化可能性も示唆された。
|
専門 |
食品加工流通
|
部門 |
共通
|
カテゴリ |
加工
高付加価値
需要拡大
じゅんさい
品質保持
|