| 課題名 |
1)大量調製牧草サイレージにおける排汁対策技術の確立 |
| 研究機関名 |
北海道立畜産試験場
|
| 研究分担 |
技術体系化チーム
|
| 研究期間 |
H15~17 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
目的:牧草サイレージ調製においてはコントラクターの取り組みにより適期刈りが可能となってきたが、作業性を優先するため水分調整や踏圧が不十分で多量の排汁の発生や発酵品質の低下を招いている。そこで、作業性を見直すことにより排汁が少ない調製条件を明らかにする。また、排汁の発生量および性状を明らかにし、環境負荷の少ない還元方法を検討する。方法: 1)排汁量の少ない牧草サイレージ調製体系の確立・大量調製牧草サイレージの実態調査 ・排汁減少作業体系の作成と実証 2)牧草サイレージの排汁対策・大量調製牧草サイレージの排汁調査・排汁回収方法・貯留方法の検討 ・還元方法の検討成績の概要:1)刈り取り翌日(一部当日)の原料草のサイロ収納時における水分含量を調査した。サイロ収納時の水分は収納時刻が遅い程低下する傾向を示した。調査した6農場における収納時の水分は最大77.9%、最小65.9%、平均で72.9%であった。排汁量は収納草の水分が高い程増加するが、場内サイロの条件では水分が76~79%で排汁量が原料草1t当たり7~110kgと大きく変化した。2)排汁の成分は昨年同様、窒素、リン酸およびカリウムが多く、BODも高かった。チモシー主体草地(連用)では排汁施用2年目1番草の乾物収量は、施用量の増加とともに有意に増加した。シロクローバは消滅した。2番草の乾物収量は排汁施用量3t/10aまでは増収する傾向であった。4t/10aでは、チモシー率が減少し広葉雑草が増加する傾向であった。チモシー主体マメ科混播草地(初用)では2番草の乾物収量は、排汁施用量3t/10aまでは増加する傾向がみられ、4t/10aでは植生悪化で減少した。排汁施用量の増加とともに有意にチモシー率は減少し、広葉雑草は増加した。シロクローバは排汁施用により消滅した。施用量4t/10aでは植生悪化が顕著であるが、施用方法により植生悪化を軽減出来る可能性が示唆された。士別市の現地散布では排汁施用による2番草の生育阻害は認められなかった。
|
| 研究対象 |
共通
|
| 戦略 |
畜産
|
| 専門 |
飼養管理
|
| 部門 |
共通
|
| カテゴリ |
病害虫
コントラクター
雑草
飼育技術
|