課題名 |
1 消費の多様化に対応した省力的高品質リンゴの生産技術開発・実証と品質管理システムの確立 (1)開発技術の実証評価 ア 現地実証の経営評価と新省力生産経営モデルの策定 |
研究機関名 |
青森県農林総合研究センター
|
研究分担 |
経営研究室
|
研究期間 |
完H14~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
1目的: 開発された省力化技術の経営経済性を分析し、食味本位リンゴの新省力生産経営モデルを策定する。 2得られた成果: ・ 摘花・葉剤利用による省力効果や経営・経済性を検討した結果、粗収益の優劣と摘花剤、摘葉剤の使用との関係が明瞭でなく、粗収益の差は区による偶然的な収量や果実品質の違いによるところが大きいと見られた。そのため、摘花剤、摘葉剤導入による経営改善効果を評価することは困難であった。 ・ 省力技術を導入しない栽培(慣行)での農業所得は618万円と試算された。省力技術導入によって生じた余剰労力を削減するモデルでは、労働時間は慣行の71%に削減されたが、所得は16万円に留まった。余剰労力を「ふじ」の有袋率増加に活用するモデルでは、慣行に比べ農薬費や諸材料費等は増えるが、有袋「ふじ」の販売価格が無袋より高いため、所得は42万円増加すると見込まれた。
|
研究対象 |
りんご
|
戦略 |
土地利用型農業
|
専門 |
経営・経済
|
部門 |
経営・経済
|
カテゴリ |
病害虫
管理システム
経営管理
経営モデル
省力化
農薬
良食味
りんご
|