課題名 |
5「地産地消」を軸とした有機農産物等生産・流通システムの構築 (1)生産システム |
研究機関名 |
青森県農林総合研究センター
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研究分担 |
経営研究室
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研究期間 |
継H16~17 |
年度 |
2004 |
摘要 |
1目的:「食の安全・安心」志向を反映し消費者は、化学肥料・化学合成農薬に頼らない「新鮮」「安全・安心」な農産物を求めるとともに、生産者との顔の見える交流への関心を高めている。このため、有機農産物等栽培技術の経済性を明らかにするとともに、先進事例における技術の導入経過と営農構造の特徴を解析する。 2 得られた成果: ・ 水稲を大規模に減農薬・減化学肥料栽培している事例を調査した結果、慣行栽培に比べて粗収益は少なかったが、自家製肥料の利用と農薬費の節減により10a当たりの所得は約1万円上回った。 ・ トマトを減農薬・減化学肥料栽培している事例では、堅実な販売先の確保と高単価での販売により、10a当たり所得が慣行モデルより40万円多かった。 ・ 有機栽培米の事例を調査した結果、栽培面積が伸び悩んでいる最大の原因は、除草に人手が多くかかることにあった。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
農山・漁村
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専門 |
経営・経済
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部門 |
経営・経済
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カテゴリ |
有機栽培
肥料
病害虫
有機農産物
経営管理
栽培技術
除草
トマト
農薬
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