課題名 | いわて特産中晩生種の交配育成 |
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研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
研究分担 |
果樹 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:本県で栽培されているリンゴ品種は「ふじ」の割合が約40%と高く、晩生種に偏重した構成となっている。近年、「千秋」の栽培面積が減少したことから、早生種収穫以降中生種収穫前の9月下旬熟期の優良品種が望まれている。また、県北部・高標高地帯では「ジョナゴールド」や「ふじ」の熟期が遅れることから、中・晩生の優良品種開発が期待されている。そこで、品質並びに栽培性に優れた岩手オリジナルりんごの中・晩生の優良品種を育成する。 到達目標:品質並びに栽培特性に優れた優良品種の育成(豊産性、高糖度、単為結果性、着色性、日持ち性、耐病性、わい化性) 成果:1)昭和56年から平成12年までに延べ333組合わせを交雑し、これまでに約28,000本の実生個体を獲得し、約17,000本を淘汰した。 2)昭和58年に交雑した系統の中から、平成6年3月に「きおう」を品種登録した。 3)平成7年度に33個体、平成11年度に19個体、平成12年度に11個体を一次選抜し、二次選抜に編入した。そのうち37個体を昨年度までに淘汰したため、現時点で26系統について二次選抜中である。 |
研究対象 | リンゴ |
戦略 | 作物育種 |
専門 | 育種 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 育種 単為結果 品種 品種開発 りんご わい化 |