| 課題名 | おうとう新台木の検索と実用化 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
| 研究分担 |
果樹 |
| 研究期間 | 継H15~19 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 目的:近年、りんごをはじめとして主要果樹の価格低迷が続き生産者の栽培意欲減退を招いているが、おうとうは比較的堅調な価格を維持しており果樹農家の生産指向も強い。しかしながら、本県においてここ15年ほどの間に導入されたおうとうの大半は台木にコルトを用いており、現地においてはコルト台由来の強樹勢による結実不安定や、極端な結実不足の事例が多々見られている。このため、現在本県のおうとうに用いられているコルトやアオバザクラ台より樹勢が落ち着き、結実率が向上して、かつ省力的で雨よけ栽培に適した新台木を検索し、おうとうの高品質、安定生産技術を確立する。 到達目標:アアオバザクラ台と比較し、わい化程度など新台木の生育特性を明らかにする。 イ花束状短果枝の着生状況、初期収量、果実品質など結実特性を明らかにする。 予定成果(初年目):苗木の導入および植栽 期待効果:アおうとう低樹高栽培による新植面積の拡大と生産量の増加。 イ既存のおうとう雨よけハウスを利用した改植及び高品質果実生産の実現。 成果:(1)おうとうのわい性台木による高品質、多収技術の確立「佐藤錦」を用いた同一樹齢での台木別生育は、旺盛な順から、コブ>148/1=M×M:39>M×M:14であった。果実品質では148/1台使用樹の収量が多く、果重、糖度とも優れていた。(平成7年度 岩手園試) (2)おうとうの優良わい性台木の選抜 148/2、148/8、148/9、Inmil、Damilはアオバザクラよりわい性であった。148/8、148/9は着色等果実品質が良好で生産効率も高かったが、枯死樹が見られた。Inmilは果重が小さく生産効率も低かった。Damilは生産効率は比較的高かったものの、着色及び果重等果実品質が148/2より劣る傾向であった。148/2は果実品質が良好で生産効率も高く、欠木等の障害も見られず良好であった。(平成12年度 山形園試) (3)Damil台利用によるおうとうの低樹高化 Damilを利用したおうとうは樹が小さく収まり、収量、果実品質、生産性についてアオバザクラと差がないことから、本台木の利用によりおうとうの低樹高化が可能と考えられる。(平成12年度 青森りんご試県南果樹研究セ) |
| 研究対象 | おうとう |
| 戦略 | 園芸 |
| 専門 | 栽培生理 |
| 部門 | 果樹 |
| カテゴリ | おうとう 改植 高品質多収技術 台木 低樹高 りんご わい化 |