| 課題名 | 小ぎくの作期拡大技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
| 研究分担 |
花き |
| 研究期間 | 継H14~18 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 目的:ア 小ぎくは物日需要の他、消費者が店頭で求めやすい手頃な価格の花束に欠かせない品目となっており、年間を通した需要がある。また、小ぎくは露地で栽培できることから、多くの露地面積を保有する本県はりんどうに次ぐ品目として生産を振興してきた結果、生産額は露地品目の中でりんどうに準じることとなった。今後、産地化を図るためには、市場性の高い品種を開発する必要があったことから、スプレーギクと小ぎくを交雑し、従来の小ぎくの草姿とは異なるニュータイプ小ぎく「アイマム」シリーズを育成した。 イ しかし、「アイマム」シリーズも含め、本県の小ぎく生産に用いられる品種は夏秋ぎくに属するものが多いため、天候の影響による開花期の年次変動が大きく、市場への安定供給の妨げとなっている。生産農家は保有品種を増やすことで需要期出荷に対応しているが、品種の特性に合わせた苗生産や栽培管理、親株管理などに費やす労力が大きいため、産地化を図る上で障害となっている。そこで、「アイマム」シリーズを中心とした同一品種による長期継続出荷を体系化して品種毎の管理労力を軽減化するとともに、需要期安定出荷を検討する。最終的には「アイマム」シリーズの作期を拡大して他品種を集約し、需要期の安定出荷に向けた開花調節技術を確立するものである。 到達目標:(1)同一品種による作期拡大技術の体系化 (2)需要期安定出荷技術の確立 (3)年次別予定成果 成果:(1)夏秋ぎく系小ぎくに露地電照による5時間暗期中断処理を行ったところ、13~39日の開花抑制効果が認められた。(平成9年度岩手農研セ) (2)8月以降の開花を目的とした電照栽培は7月中旬咲き品種では開花抑制効果があるが、6月上旬から7月上旬咲き品種では開花のばらつき、頂花の落ち込みなどの品質低下が見られる。(平成11年度富山農技セ) (3)夏秋ぎく系小ぎくの株伏せ込みによる親株管理は、加温・電照により早期から継続して良質な穂が得られる傾向にあった。(平成11年度岩手農研セ) (4)夏秋ぎく系小ぎくの親株を1月中旬から最低温度5℃で加温し、得られた苗を無加温ハウスで栽培することにより「紅とんぼ」は6月下旬から採花できた。また、一部の品種では作期の前進と2回採穂による8月上旬採花が可能であった。(平成13年度岩手農研セ) |
| 研究対象 | 小ぎく |
| 戦略 | 園芸 |
| 専門 | 栽培生理 |
| 部門 | 花き |
| カテゴリ | きく 栽培技術 出荷調整 品種 りんどう |