課題名 | わい性「ポラーノホワイト」の生育特性の解明 |
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研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
研究分担 |
花き |
研究期間 | 継H14~17 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:市場性の高いりんどうオリジナル品種育成を目的とし、本県ではこれまでに、切り花用品種9品種(青7、白2)、鉢物用品種3品種(青2、ピンク1)が育成されている。しかし、消費者ニーズの多様化に伴い、従来の品種では対応しきれていないのが現状である。(財)岩手生物工学研究センターにおいて、土壌細菌アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌を利用したわい性の白花りんどうが作出された。また、応用生物工学研究室においては重イオンビーム等を利用した、りんどう突然変異体作出の研究が平成14年度より行われる予定である。そこで、これらの新形質りんどうについての生育特性を明らかにし、栽培品種としての実用性を検討する。 到達目標:(1)新形質りんどうの生育特性の解明、栽培技術の確立 (2)重イオンビーム等を利用した突然変異個体の実用性の検討 (3)年次別予定成果 成果:(1)土壌細菌アグロバクテリウム・リゾジェネスA4菌が持つ、わい化遺伝子を自然感染法で「ポラーノホワイト」に移入し、わい性植物体を作出した(平成13年(財)岩手生物工学研究センター)。 (2)カランコエ「K.ミニアータ×K.ポリフイロウカリクス」のF1にコバルト60を照射し、選抜・増殖を繰り返し「ハーベストムーン」が育成された(登録番号第5148号、平成8年8月22日登録)。 (3)バーベナの幼植物体に窒素イオンビームを照射し、不稔形質個体を選抜することで花持ちの良いバーベナが作出された(平成13年理化学研究所、(株)サントリー基礎研究所)。 |
研究対象 | リンドウ |
戦略 | 園芸 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 花き |
カテゴリ | カランコエ 栽培技術 バーベナ 品種 りんどう わい化 |