害虫発生予察支援システムの開発

課題名 害虫発生予察支援システムの開発
研究機関名 岩手県農業研究センター
研究分担 営農技術
研究期間 継H13~17
年度 2004
摘要 目的:近年、環境問題などから農作物の生産場面においても農薬の使用量を減らすことが望まれている。その一方で、消費者はより品質の良いものを求める傾向にある。本県においても栽培作物の多様化によりミカンキイロアザミウマ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ等の新奇・侵入害虫の発生が確認されている。しかし、これらの新しい害虫については本県における知見はほとんどなく、防除も単なるカレンダ-防除が行われており、過剰防除が懸念されている。これらの害虫については既に西南団地で多くの試験が行われており生態およびこれに基づく防除法などが確立されているものも多く、デ-タベ-ス化することによりこれらの情報を有効に活用できる。以上のことから害虫毎の発生条件等のデ-タベ-ス化を図り、アメダスやメッシュ等の気象情報デ-タから発生時期や年間発生消長をシュミレ-ションできるシステムを構築し、効率的防除を行うための精密管理に資する。
到達目標:(1)主要害虫の発育零点、有効積算温度がデ-タベ-ス化される。
(2)主要害虫の発生時期や年間の消長をシュミレ-トするシステムが構築される。
(3)年次別予定成果発育零点・有効積算温量による発生時期の予測には三角法(坂神泰輔・是永龍二:1981応動昆.25(1):52-54)を用いる。
成果:・明らかになっていなかったネギハモグリバエの発育零点および有効積算温度について明らかにし平成13年度研究成果(指導)および平成13年度成果情報(科学・参考)として取りまとめた。また、本内容については第55回北日本病害虫研究会で発表された。
・文献検索により37種の害虫における発育零点および有効積算温度についてデ-タベ-ス化した。
・これに伴いデ-タベ-スのフォ-ムを作成した。
研究対象 共通
専門 虫害
部門 共通
カテゴリ 病害虫 害虫 ねぎ 農薬 防除

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