| 課題名 | イチゴ促成栽培における省力的短日処理技術の開発、実証 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
| 研究分担 |
南部園芸 |
| 研究期間 | 新H17~19 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 目的:短日処理は夏期冷涼な気候に適した花芽分化促進技術であり、10月以降の比較的単価の高い年内生産では本県のような寒冷地が適している。当研究室では、平成10年度に品種「女峰」おいて短日処理による促成前進作型技術を開発し、さちのか、とちおとめ等、新たな促成品種においてもについてもその適応性を明らかにしつつある。一方、短日処理技術が県内のイチゴ専業農家に定着しない要因としては、(1)苗の窒素吸収が容易に制御できるポット育苗を前提としており、夏期の育苗時の労力負担を伴うことから、従来の育苗方式(仮植育苗、無仮植育苗)を取り入れている農家や夏秋期に他品目を導入している農家は取り組みにくいことや、(2)腋花房の分化は促進されず、早く定植するほど頂花房-腋花房間に大きな収穫休みを生じ、年内収量が限られること等が挙げられる。そこで本課題では高設採苗床に直接、短日処理をかける手法や高設栽培において栽培株を直接、短日処理を行う手法を用い、省力的な短日処理技術を確立する。 新規性:独創 理由:高設栽培による花房連続出蕾技術および高設採苗方式による花芽分化技術の試験事例はない。 成果対象:普及 到達目標:ア 高設栽培において花房連続出蕾技術を開発し、年内収量の増加を図る。 イ 高設採苗方式により省力的な花芽分化技術を開発する。 ウ 現地実証試験により省力的短日処理技術の普及促進を図る。 予定成果(初年目):・株養成短日処理期間の肥培管理の違いによる頂花房収量への影響・高設採苗方式における短日処理期間と花芽分化特性の関係解明 ・短日処理技術の実証評価 予定成果(2年目):株養成短日処理による腋花房分化への影響解明 ・高設採苗方式における短日処理条件と好適作期の解明 ・省力的短日処理技術の実証評価 予定成果(3年目):省力的短日処理技術の開発 期待効果:短日処理技術の省力化により、単価の高い年内からイチゴを生産する農家が増加し、農家所得が安定する。 |
| 研究対象 | いちご |
| 戦略 | 園芸 |
| 専門 | 野菜 |
| 部門 | 栽培生理 |
| カテゴリ | 育苗 いちご 栽培技術 省力化 肥培管理 品種 |