課題名 | 生分解性マルチ資材の実用性と後処理技術の確立 |
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研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
研究分担 |
やませ利用 |
研究期間 | 完H14~16 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:県北地方での葉たばこ栽培においては、マルチフィルムは欠かせない資材の一つであり、収穫後のマルチ処理は、たばこ耕作組合を通じて回収され処理業者に委託されリサイクルされている。また、農業用廃プラスチックの適正処理が法制化されて以来、処理業者に委託され焼却埋立・リサイクルされるプラスチック類の排出量は増加の一途をたどっている。また、家庭用ゴミのうち生ゴミのコンポスト化に見られるように、ゴミ排出量の削減意識が年々高まっている。一方、鋤き込み可能なマルチ資材を利用した葉たばこ栽培の取り組みが徐々に増加してきているが、分解が早いと十分なマルチ効果が得られなかったり、残さが飛散して他作物への影響が懸念されている。そこで、生分解性マルチの利用に際して飛散防止対策や難分解性資材の利用を想定した、鋤き混み方法の検討と、回収後のコンポスト化等による自家処理技術を確立し、農業用廃プラスチックの排出量削減・環境負荷軽減を図る。 到達目標:生分解性マルチ資材等の効率的処理技術が明らかとなり、農業用廃プラスチックとしての排出量が削減され、環境負荷を軽減する生産技術の一方策になる。 成果要約:(1)生分解性マルチ資材等の葉たばこ栽培への適応性が明らかとなった。(平成10年度研究成果)。 (2)各種生分解性マルチの分解性や物理性、その評価法を明らかにした(平成13年度研究成果)。 |
研究対象 | 葉たばこ |
戦略 | 環境 |
専門 | 環境 |
部門 | その他作物 |
カテゴリ | たばこ 評価法 |