| 課題名 |
フィールドサーバーの実用化技術の開発 |
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター
|
| 研究分担 |
営農技術
|
| 研究期間 |
継H16~18 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
目的:近年、的確な圃場管理を行う必要性から、圃場ごとのより精細な情報をリアルタイムに入手することに対するニーズが高まってきている。しかし、今までは圃場の微気象や土壌水分などのデータを得ようとしてもアメダスデータを利用するか、高価な農業気象ロボットを設置しなければならなかった。このような状況を受けて、平成13年に中央農研・農業情報研究部・モデリング研究室でフィールドサーバが開発された。フィールドサーバは、多数のセンサ、CMOS/CCDカメラ、超高輝度LED照明、無線LAN等を1モジュール化した圃場ごとに設置することが可能な小型計測ロボットである。フィールドサーバを利用することによって、無線LANやインターネットを介して、従来の農業気象ロボットに比較して安価に、圃場の気温、湿度、日射量等の気象データの入手やデジタルカメラでの画像による作物生育状況の観察などをリアルタイムに行うことが可能となる。また、周囲をホットスポット(無線LANでインターネットが利用できる場所)にすることができ、屋外でインターネットの利用が可能となる。そこで、現場発生情報を居ながらにしてリアルタイムに実測できるフィールドサーバの実用性について検討を行い、利用法の確立を行う。到達目標:ア フィールドサーバの実用性能確認イ フィールドサーバの利用技術(土壌水分管理)の確立予定成果(初年目):フィールドサーバの実用性能の確認と利用上の課題期待効果:ア インターネット経由で圃場のリアルタイムなデータの収集が可能となり、迅速で的確な作物生育管理が可能となる。イ 微気象、土壌水分等のデータがリアルタイムに収集され畑地かんがいの効率的な運用が図られる。ウ 農作業事故自動通報や消費者への生の生産状況の提供など新たなシステム開発が促進される。成果:(1)気温、湿度、日射量など最大5chの計測項目、8chのデジタル入出力(フィールドサーバに組み込まれた照明のon/off、かん水、暖房機の電源等の遠隔制御)、作物や圃場の画像(デジタルカメラによる)を無線LANで高速に伝送できるフィールドサーバを開発した。(H13中央農研農業情報研究部モデリング研究室)(2)フィールドサーバは100m~2km程度の範囲まで通信でき(障害物の状況による)、圃場や農道などの要所要所に分散配置することで無線ネットワークが自然に形成される。さらに、アクセスポイント機能を有し,どれか1台がインターネットに接続されていれば圃場やトラクタ上からでも無線でインターネットを利用することができる。(H13中央農研農業情報研究部モデリング研究室)(3)基本セット(温度・日射量センサ・無線LAN基盤・webサーバ基盤からなる。湿度・土壌水分・距離センサ、デジタルカメラ、Hub等はオプション)は1機当たり4万円程度のコストで製作できる。(H13中央農研農業情報研究部モデリング研究室)
|
| 専門 |
情報
|
| 部門 |
共通
|
| カテゴリ |
コスト
圃場管理
ロボット
|