農業農村整備事業における水路に生息する生物の保全手法と評価

課題名 農業農村整備事業における水路に生息する生物の保全手法と評価
研究機関名 岩手県農業研究センター
研究分担 生産工学
研究期間 新H17~21
年度 2004
摘要 目的:環境への維持保全の対象は、農村地域並びに農業施設についても向けられてきており、特にも農業用用排水路については生物の生息場所として注目されている。しかし、農業農村整備事業の目的は、生産基盤の生産性向上と維持管理の省力化が基本であり、生物の生息場所の保全はその目的と必ずしも一致するものではない。この相反する条件を調整し、地域の関係者が納得できる内容の施設の整備と環境への配慮が、現実の事業実施の場では求められている。そのような事業実現のための計画策定・実施の手法について究明し、その評価について検証するものである。新規性:導入理由:環境との調和に配慮した農業農村整備については国の調査計画・設計の手引きで工法等示されているものの、一般的な方策でしかない。本研究では、工法導入の条件を整備し、より適切な整備手法の確立に資するものである。成果対象:行政到達目標:ア メダカを保全する環境配慮の手法を評価し、その水路等の条件と整備手法を明らかにする。イ ホタルを保全する環境配慮の手法を評価し、その水路等の条件と整備手法を明らかにする。ウ 環境との調和に配慮した整備における、メダカを中心とした水路とその周辺の生物保全効果を明らかにする。予定成果(初年目):・整備前のメダカが生息する水路と水田の構造と機能に関して明らかになる・修正後の施設へのホタルの移入整備前における水路・水田環境と、それぞれがメダカおよび水生生物の生息と繁殖に果たす役割を把握する予定成果(2年目):・メダカの生息に適した水路の工法と整備手法の提案(事業計画との調整)・ホタルの幼虫~成虫までの個体数の把握・メダカおよび水生生物が生息する水路・水田環境の評価ビオトープマップを作成し、環境配慮工法選択の検討に資する予定成果(3年目):整備工事実施中の水路・水田における、メダカおよび水生生物の生息状況と、工事の影響を把握するホタル水路の効果の検証予定成果(4年目):整備後の水路の水質、流速等の総合的な環境の把握整備後の水路・水田のメダカおよび水生生物の生息状況と、生息環境の回復および保全状況を把握する予定成果(5年目):メダカの保全効果の検証整備後のビオトープマップを作成し、メダカの生息に配慮した水路の水生生物保全効果を明らかにする期待効果:ア 農業農村整備事業を実施する他の地区において、環境との調和に配慮した農業施設を実現する手法として活用出来る。イ 環境との調和に配慮した水路の効果について評価することで、施設修正等の事後の対応が可能となる。中間評価年度:平成19年度
研究対象 -
戦略 環境
専門 共通
部門 環境
カテゴリ 省力化 水田 繁殖性改善

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