課題名 | 新種苗の効率的生産体制の確立(みやぎオリジナルユリ) |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
園芸栽培部・情報経営部 |
研究期間 | 止H16 |
年度 | 2004 |
摘要 | みやぎオリジナルユリの球根生産体系の実証試験,みやぎオリジナルユリの球根生産の省力化・軽労化のための球根掘取り機の開発。 切り下球のりん片繁殖による開花球養成の現地実証,県内ユリ作付け農家及び作付け意向農家へのアンケート調査,じゃがいも掘取り機等のユリ球根堀取り作業への適応性の検討。 オリジナルユリのりん片繁殖方法としては、袋詰め法、箱挿し法、セルトレイ挿し法のいずれも利用可能であった。また、直挿し法は、開花球の掘り上げ時期でしか利用可能か判断できなかった。さらに、切り下球をりん片繁殖する場合には、ウイルス汚染回避のために、箱挿し法、セルトレイ挿し法、直挿し法のいずれかを利用することが有効と考えられるが、箱挿し法とセルトレイ挿し法は作業が繁雑であった。ユリ栽培では、「球根の掘り上げ」、「切り花の選別・包装」、「球根の植え付け」作業の省力・軽労化が望まれていた。また、「球根の掘り上げ」作業について、供試したいずれの機種も省力・軽労効果が認められた。さらに、畝幅が広い場合には、1畝を2回掘り起こしても球根の損失は軽度であった。 |
研究対象 | ユリ |
戦略 | 園芸 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 花き |
カテゴリ | 軽労化 省力化 ばれいしょ 繁殖性改善 ゆり |