| 課題名 | 食材に由来する高齢疾患予防因子の機能解析とその応用-高血圧予防因子の探索と食品への応用- |
|---|---|
| 研究機関名 |
秋田県総合食品研究所 |
| 研究分担 |
生物機能 |
| 研究期間 | 継H15~19 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 目的:高齢疾患には様々な病態があり、それぞれに予防法や治療法が異なる。秋田県では、高血圧症の比率が高く大きな問題である。秋田県における高血圧の最大の原因は、食塩の過剰摂取である。これ以外に偏った食事の摂取もあげられる。このように、食事は高血圧に限らず健康維持に極めて重要である。これまで、食品関連血圧調節物質としては、アンギオテンシン変換酵素を標的したものが主流であり、これに関連した特定保健用食品などの開発も行われている。しかしながら、血圧調節の根幹をなすレニンやレニンの内在性阻害タンパク質であるレニン結合タンパク質(RnBP)関連の食品由来調節物質の研究は行われてこなかった。そこで、本研究では、血圧調節の根幹を担うこれら酵素の特性を明らかにするとともに、食品由来の制御物質を探索し、構造機能相関を明らかとする。さらに、食による血圧制御の観点から、血圧管理と血圧調節機能を付与した食品の開発を目指す。本年度は、昨年発現に成功した組換え型ヒトレニンの巻き戻し条件を検討するとともに、レニンの高感度測定用のアンギオテンシンIのラジオイムノアッセイ法をセットアップした。また、RnBPの機能解析を行った。 成果:組換え型ヒトレニンの巻き戻し条件の検討:チオレドキシン・プロレニン融合タンパク質の発現ベクターであるpETHRN1を構築した。封入体として大量に発現した融合タンパク質を4M塩酸グアニジンで可溶化し、様々な条件で可溶化タンパク質の巻き戻しを検討した。その結果、界面活性剤と高濃度のアミノ酸存在下で巻き戻しが可能であることを明らかとした。ラジオイムノアッセイ法によるレニン活性測定法:本測定法でのアンギオテンシンIの測定限界は25 pg/Tube程度であった。RnBP 変異体の機能解析:各種変異体の発現はWestern blottingで確認された。発現変異体の解析により、171番目のアミノ酸残基の重要性が示された。 |
| 専門 | 食品加工流通 |
| 部門 | 共通 |
| カテゴリ | 加工 治療法 |