おうとう新品種の開発 　(1)交雑による新品種の育成 　(2)効率的選抜法に関する試験 　(3)台木育成試験

• 研究機関名: 山形県立園芸試験場
• 研究分担: バイオ育種部
• 研究期間: 完H12～16
• 年度: 2004
• 摘要: 目的、計画：; ・白肉早生優良品種の育成。 ・自家結実等の省力栽培が可能な品種の育成。 ・諸形質の遺伝情報の蓄積。; ・自家結実性の早期判定方法の確立。; ・交雑和合性の早期判定方法の確立。 ・挿し木可能な台木やわい化性を備えた栽培法の優れたおうとう台木の育成。; 期待される成果：; ・収益性の向上。収穫・販売期間の拡大。市場競争力の向上。省力・軽作業・低コスト化。労働時間の短縮。; ・品種育成の効率化。ほ場の有効利用。; ・省力・軽作業。収益性の向上。産地の拡大。 得られた成果： ・2次選抜された系統が５系統有り、早生系統と中生の自家結実性系統が有望視された。 ・RCR法および交雑試験により、S遺伝子を明らかにし50品種・系統が13種類の不和合群に分類された。 ・国内外から導入したおうとうの中で、自家和合性が認められるのは20品種・系統である。 ・挿し木発根性に優れ、主要品種との接ぎ木親和性の良い台木4系統を二次選抜した。; 残された問題点：; ・選抜系統の品種登録。
• 研究対象: おうとう
• 戦略: 園芸、作物育種
• 専門: 育種
• 部門: 果樹
• カテゴリ: 育種 おうとう 挿し木 新品種 台木 接ぎ木 低コスト 品種 わい化