課題名 |
大規模水田作経営確立のための発展戦略 |
研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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研究分担 |
経営技術研究室
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研究期間 |
完H14~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
目的:「新たな米政策」の推進等、水田作経営を取り巻く環境は大きく変化している。こうしたなか、水田を高度に活用した大規模水田作経営の確立が求められている。そこで、大規模水田作経営の支援技術として、発展段階別経営管理法と水稲のコスト分析ができる簡易な手法を開発する。 成果の概要:(i)大規模経営へ転換は、1:1(オペレータ数:機械セット数)型よりも、作付面積が拡大でき、コストが低減する2:1の段階で行う方が有利である。大規模経営への転換は、中古機械の利用や機械を汎用利用できる作物の導入に留意する。また、雇用導入は、機械の大型化よりも低い経済負担で規模拡大に貢献でき、雇用の導入が複合経営への転換の要因となる。(ii)水稲のコスト分析ができるワークシート作成した。作成したワークシートは、線形計画法を用いて算出した最適解を基にして、玄米単価、総収量、労働評価額、機械施設利用率を変更することで、水稲の生産費および所得の試算が容易にできる。
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研究対象 |
水稲、麦、大豆
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
経営
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部門 |
稲、麦、大豆
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カテゴリ |
規模拡大
経営管理
コスト
水田
水稲
大規模経営
大豆
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