課題名 |
IV-2施設・装置を活用した高能率快適生産方式の開発(1)園芸作物におけるドリップイリゲーションおよび毛管給水を利用した新生産システムの確立(野菜の新養液栽培システムの開発と栽培法の確立)(ii)いちごの閉鎖型養液栽培安定多収技術の確立 |
研究機関名 |
栃木県農業試験場
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研究分担 |
いちご研究室・土壌作物栄養研究室
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研究期間 |
継H15~18 |
年度 |
2004 |
摘要 |
なすは、有機質培地(クリプトモス)を利用した廃液を出さない環境保全型養液栽培技術を確立するため、培養液処方と給液管理法、見かけの養分吸収量について検討した。その結果、改良処方はカルシウム、マグネシウム、イオウが培地内に蓄積せず収量も優れた。また、なすの養分吸収量はマグネシウムとイオウで培養液中濃度が高い方が吸収量は多いことが明らかとなった。いちごでは、閉鎖型養液栽培における育苗管理技術を確立するため、育苗培地の検討を行った結果クリプトモス細粒+パーライトおよびクリプトモス微細培地が適培地であった。培養液処方については培地内溶液のEC安定し、生育収量の優れた1/2SO4、2/3Ca・1/2SO4、2/3Ca・0SO4処方が閉鎖型システムの培養液処方として有望と考えられた。
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研究対象 |
いちご
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
安定多収技術
育苗
いちご
管理技術
くり
なす
養液栽培
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